From 7f15e0b8277ac8b101b4f71ce57c1c5442927141 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: nsfisis Date: Sat, 18 Mar 2023 19:51:06 +0900 Subject: fix(nuldoc): fix whitespaces being trimmed --- .../phperkaigi-2023-unused-token-quiz-1/index.html | 80 +++++++++++----------- 1 file changed, 40 insertions(+), 40 deletions(-) (limited to 'public/posts/2022-10-23') diff --git a/public/posts/2022-10-23/phperkaigi-2023-unused-token-quiz-1/index.html b/public/posts/2022-10-23/phperkaigi-2023-unused-token-quiz-1/index.html index 6769873..11aeaba 100644 --- a/public/posts/2022-10-23/phperkaigi-2023-unused-token-quiz-1/index.html +++ b/public/posts/2022-10-23/phperkaigi-2023-unused-token-quiz-1/index.html @@ -57,30 +57,30 @@
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はじめに

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はじめに

- 2023 年 3 月 23 日から 25 日にかけて開催予定 (記事執筆時点) の、PHPerKaigi 2023において、昨年と同様に、弊社デジタルサーカス株式会社から、トークン問題を出題予定である。 + 2023 年 3 月 23 日から 25 日にかけて開催予定 (記事執筆時点) の、 PHPerKaigi 2023 において、昨年と同様に、弊社 デジタルサーカス株式会社 から、トークン問題を出題予定である。

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- 昨年のトークン問題の記事はこちら:PHPerKaigi 2022 トークン問題の解説 + 昨年のトークン問題の記事はこちら: PHPerKaigi 2022 トークン問題の解説

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すでに 2023 年用の問題は作成済みであるが、その制作過程の中でいくつかボツ問ができた。せっかくなので、PHPerKaigi 開催を待つ間に紹介しようと思う。

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10 月から 2 月まで、毎月 1 記事ずつ公開していく予定 (忘れていなければ)。

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問題

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問題

注意: これはボツ問なので、得られたトークンを PHPerKaigi で入力してもポイントにはならない。

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<?php
 
 $π = $argv[1] ?? null;
@@ -103,45 +103,45 @@ $π = trim($π);
 echo "Failed.\n";
 }
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トークン入手方法

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トークン入手方法

- ソースを見るとわかるとおり、$argv[1]を参照している。それをなる変数に代入しているので、円周率を渡してみる。 + ソースを見るとわかるとおり、$argv[1] を参照している。それを なる変数に代入しているので、円周率を渡してみる。

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$ php Q.php 3.14
   Failed.
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失敗してしまった。精度を上げてみる。

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$ php Q.php 3.1415
 Failed.
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だめだった。これを成功するまで繰り返す。

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最初にトークンが得られるのは、小数点以下 16 桁目まで入力したときで、こうなる。

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$ php Q.php 3.1415926535897932
 Token: #YO
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めでたくトークン「#YO」が手に入った。

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解説

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解説

短いので頭から追っていく。

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$π = $argv[1] ?? null;
   if ($π === null) {
   exit('No input.');
@@ -150,56 +150,56 @@ Token: #YO
if (!is_numeric($π)) { exit('Invalid input.'); } - +

入力のバリデーション部分。数値のみ受け付ける。

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$s = implode(array_map(chr(...), str_split($π, 2)));
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- を 2 文字ごとに区切り (str_split)、数値を ASCII コードと見做して文字に変換 (chr) して結合 (implode) している。 + を 2 文字ごとに区切り (str_split)、数値を ASCII コードと見做して文字に変換 (chr) して結合 (implode) している。

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- 例えば、'656667'だったとすると、656667に対応した'A''B''C'へと変換され、'ABC'になる。 + 例えば、'656667' だったとすると、656667 に対応した 'A''B''C' へと変換され、'ABC' になる。

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$π = '656667';
 $s = implode(array_map(chr(...), str_split($π, 2)));
 echo $s;
 // => ABC
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preg_match('/(\x23.+?) /', $s, $m);
 $t = $m[1] ?? '';
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- 正規表現でマッチングしている。\x23#と同じであることに留意すると、この正規表現は「#から始まる 2 以上の長さ (含#) の文字列で、最初に現れるスペースまで」にマッチする。つまりこれは、PHPerKaigi におけるトークンである。 + 正規表現でマッチングしている。\x23# と同じであることに留意すると、この正規表現は「# から始まる 2 以上の長さ (含 #) の文字列で、最初に現れるスペースまで」にマッチする。つまりこれは、PHPerKaigi におけるトークンである。

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- なお、#を直接書いていないのは、/#.+?) /と書くと、#.+?)という意図せぬトークンが登録されてしまうからである。 + なお、# を直接書いていないのは、/#.+?) / と書くと、#.+?) という意図せぬトークンが登録されてしまうからである。

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if (md5($t) === '056e831a4146bf123e8ea16613303d2e') {
 echo "Token: {$t}\n";
 } else {
 echo "Failed.\n";
 }
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最後にトークンのハッシュ値を見て、想定解かどうかを確認する。

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おわりに

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おわりに

円周率を何桁も計算して ASCII コード経由で文字列化すれば、トークンっぽいものがどこかで出てくるのではないか、と考えて生まれた作品。

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- 最初は真面目に円周率の計算プログラムを組んでいたのだが、いざ動かしてみるとやけに浅いところにあったので驚いた (ちなみに、それでもM_PIpi()では精度が足りない)。見つけたときは狂喜したものの、冷静になってみると大して面白くなかったのでボツになった。むしろ、100 万桁目くらいに埋まっていてくれたほうがよかったかもしれない。 + 最初は真面目に円周率の計算プログラムを組んでいたのだが、いざ動かしてみるとやけに浅いところにあったので驚いた (ちなみに、それでも M_PIpi() では精度が足りない)。見つけたときは狂喜したものの、冷静になってみると大して面白くなかったのでボツになった。むしろ、100 万桁目くらいに埋まっていてくれたほうがよかったかもしれない。

-- cgit v1.2.3-70-g09d2