From 13b159c6dd499b5c67a110e02780d9e741f0ecdb Mon Sep 17 00:00:00 2001
From: nsfisis
- tac / tailtac や tail -r などの外部コマンドを ! を使って呼び出し、置き換える。
+ tac や tail -r などの外部コマンドを ! を使って呼び出し、置き換える。
@@ -115,7 +115,7 @@ command! -bar -range=%
- :global コマンドは :[range]global/{pattern}/[command] のように使い、[range] で指定された範囲の行のうち、{pattern} で指定された検索パターンにマッチする行に対して、順番に [command] で指定された Ex コマンドを呼び出す。
+ :global コマンドは :[range]global/{pattern}/[command] のように使い、[range] で指定された範囲の行のうち、{pattern} で指定された検索パターンにマッチする行に対して、順番に [command] で指定された Ex コマンドを呼び出す。
@@ -125,7 +125,7 @@ command! -bar -range=%
- :move コマンドは [range]:move {address} のように使い、[range] で指定された範囲の行を {address} で指定された位置に移動させる。
+ :move コマンドは [range]:move {address} のように使い、[range] で指定された範囲の行を {address} で指定された位置に移動させる。
@@ -135,11 +135,11 @@ command! -bar -range=%
- :g/^/m0 のように組み合わせると、「すべての行を1行ずつ 0行目(1行目の上)に動かす」という動きをする。これは確かに行の入れ替えになっている。
+ :g/^/m0 のように組み合わせると、「すべての行を1行ずつ 0行目(1行目の上)に動かす」という動きをする。これは確かに行の入れ替えになっている。
- なお、:g/^/m0 は全ての行を入れ替えるが、:N,Mg/^/mN-1 とすることで N行目から M行目を処理範囲とするよう拡張できる。手でこれを入力するわけにはいかないので、次のようなコマンドを用意する。
+ なお、:g/^/m0 は全ての行を入れ替えるが、:N,Mg/^/mN-1 とすることで N行目から M行目を処理範囲とするよう拡張できる。手でこれを入力するわけにはいかないので、次のようなコマンドを用意する。
command! -bar -range=%
@@ -147,7 +147,7 @@ command! -bar -range=%
\ <line1>,<line2>g/^/m<line1>-1
- これは望みの動作をするが、実際に実行してみると全行がハイライトされてしまう。次節で詳細を述べる。 + これは望みの動作をするが、実際に実行してみると全行がハイライトされてしまう。次節で詳細を述べる。
@@ -155,7 +155,7 @@ command! -bar -range=%:g/^/m0 の問題点
- :global コマンドは各行に対してマッチングを行う際、現在の検索パターンを上書きしてしまう。^ は行の先頭にマッチするため、結果として全ての行がハイライトされてしまう。'hlsearch' オプションを無効にしている場合その限りではないが、その場合でも直前の検索パターンが失われてしまうと n コマンドなどの際に不便である。
+ :global コマンドは各行に対してマッチングを行う際、現在の検索パターンを上書きしてしまう。^ は行の先頭にマッチするため、結果として全ての行がハイライトされてしまう。'hlsearch' オプションを無効にしている場合その限りではないが、その場合でも直前の検索パターンが失われてしまうと n コマンドなどの際に不便である。
@@ -186,15 +186,15 @@ command! -bar -range=% \ call <SID>reverse_lines(<line1>, <line2>)- 実行しているコマンドが変わったわけではないが、関数呼び出しを経由するようにした。これだけで前述の問題が解決する。 + 実行しているコマンドが変わったわけではないが、関数呼び出しを経由するようにした。これだけで前述の問題が解決する。
- この理由は、ユーザー定義関数を実行する際は検索パターンが一度保存され、実行が終了したあと復元されるため。結果として検索パターンが
^で上書きされることがなくなる。 + この理由は、ユーザー定義関数を実行する際は検索パターンが一度保存され、実行が終了したあと復元されるため。結果として検索パターンが^で上書きされることがなくなる。- Vim のヘルプから該当箇所を引用する (強調は筆者による)。 + Vim のヘルプから該当箇所を引用する (強調は筆者による)。
@@ -208,7 +208,7 @@ command! -bar -range=%- これは autocommand の実行に関しての記述だが、これと同じことがユーザー定義関数の実行時にも適用される。このことは
:nohlsearchのヘルプにある。同じく該当箇所を引用する (強調は筆者による)。 + これは autocommand の実行に関しての記述だが、これと同じことがユーザー定義関数の実行時にも適用される。このことは:nohlsearchのヘルプにある。同じく該当箇所を引用する (強調は筆者による)。@@ -222,7 +222,7 @@ command! -bar -range=%- この仕様により、
:g/^/m0の呼び出しをユーザー定義関数に切り出すことで上述の問題を解決できる。 + この仕様により、:g/^/m0の呼び出しをユーザー定義関数に切り出すことで上述の問題を解決できる。
- まさにこのための Exコマンド、:keeppatterns が存在する。:keeppatterns {command} のように使い、読んで字の如く、後ろに続く Exコマンドを「現在の検索パターンを保ったまま」実行する。はるかに分かりやすく意図を表現できる。
+ まさにこのための Exコマンド、:keeppatterns が存在する。:keeppatterns {command} のように使い、読んで字の如く、後ろに続く Exコマンドを「現在の検索パターンを保ったまま」実行する。はるかに分かりやすく意図を表現できる。
-- cgit v1.2.3-70-g09d2