From 13b159c6dd499b5c67a110e02780d9e741f0ecdb Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: nsfisis Date: Mon, 24 Feb 2025 06:27:07 +0900 Subject: feat(blog/nuldoc): do not insert whitespace to linebreaks between Japanese sentences --- .../index.html | 20 ++++++++++---------- 1 file changed, 10 insertions(+), 10 deletions(-) (limited to 'vhosts/blog/public/posts/2024-01-10/neovim-insert-namespace-declaration-to-empty-php-file') diff --git a/vhosts/blog/public/posts/2024-01-10/neovim-insert-namespace-declaration-to-empty-php-file/index.html b/vhosts/blog/public/posts/2024-01-10/neovim-insert-namespace-declaration-to-empty-php-file/index.html index 7c30e091..1e7cd5ee 100644 --- a/vhosts/blog/public/posts/2024-01-10/neovim-insert-namespace-declaration-to-empty-php-file/index.html +++ b/vhosts/blog/public/posts/2024-01-10/neovim-insert-namespace-declaration-to-empty-php-file/index.html @@ -66,14 +66,14 @@ NOTE
- この記事は Vim 駅伝 #136 の記事です。 + この記事は Vim 駅伝 #136 の記事です。

やりたいこと

- Neovim で空の PHP ファイルを開いたとき、そのファイルが置かれているディレクトリの構造に基づいて、自動的に namespace 宣言を挿入したい。具体的には、トップレベルの名前空間が MyNamespace であり、ファイル src/Foo/Bar/Baz.php を開いたときに、そのファイルが空であるなら、次のようなテンプレートが自動的に挿入されてほしい。 + Neovim で空の PHP ファイルを開いたとき、そのファイルが置かれているディレクトリの構造に基づいて、自動的に namespace 宣言を挿入したい。具体的には、トップレベルの名前空間が MyNamespace であり、ファイル src/Foo/Bar/Baz.php を開いたときに、そのファイルが空であるなら、次のようなテンプレートが自動的に挿入されてほしい。

<?php
@@ -89,29 +89,29 @@ Build type: Release
 LuaJIT 2.1.1693350652

- 今回は Lua で処理を記述したため、Vim では動作しない。以下の説明でも Neovim に絞って述べる。 また、パス区切りがスラッシュである前提で記述したため、Windows には対応していない。 + 今回は Lua で処理を記述したため、Vim では動作しない。以下の説明でも Neovim に絞って述べる。また、パス区切りがスラッシュである前提で記述したため、Windows には対応していない。

ftplugin を用意する

- Neovim には特定のファイルタイプに対して特別な処理をおこなうための ftplugin と呼ばれる仕組みがある。 Neovim の設定を置くディレクトリ (例えば ~/.config/nvim) の配下に ftplugin/<FILE_TYPE>.vim または ftplugin/<FILE_TYPE>.lua というファイルを配置すると、その <FILE_TYPE> が読み込まれたときにそのファイルが自動的に実行される。 + Neovim には特定のファイルタイプに対して特別な処理をおこなうための ftplugin と呼ばれる仕組みがある。Neovim の設定を置くディレクトリ (例えば ~/.config/nvim) の配下に ftplugin/<FILE_TYPE>.vim または ftplugin/<FILE_TYPE>.lua というファイルを配置すると、その <FILE_TYPE> が読み込まれたときにそのファイルが自動的に実行される。

- 今回は、Neovim がデフォルトで用意している PHP 用 ftplugin が動作したあとに追加の処理をおこないたいので、after/ftplugin/php.{vim,lua} というファイルを配置する。名前から察せられるとおり、after/ftplugin 以下のファイルは ftplugin 以下のファイルよりもあとに実行される。 + 今回は、Neovim がデフォルトで用意している PHP 用 ftplugin が動作したあとに追加の処理をおこないたいので、after/ftplugin/php.{vim,lua} というファイルを配置する。名前から察せられるとおり、after/ftplugin 以下のファイルは ftplugin 以下のファイルよりもあとに実行される。

- この記事では Lua で処理を記述するため、拡張子には .lua を用いる。 これ以降載せるコードは、すべて after/ftplugin/php.lua の中に記述している。 + この記事では Lua で処理を記述するため、拡張子には .lua を用いる。これ以降載せるコードは、すべて after/ftplugin/php.lua の中に記述している。

二重読み込みを防ぐ

- ファイルタイプは読み込んだあとに変更されることもあるので、ftplugin は複数回実行されうる。 二重読み込みを防ぐために、did_ftplugin_<FILE_TYPE>_after というバッファローカル変数を定義しておくのが慣習となっている。 + ファイルタイプは読み込んだあとに変更されることもあるので、ftplugin は複数回実行されうる。二重読み込みを防ぐために、did_ftplugin_<FILE_TYPE>_after というバッファローカル変数を定義しておくのが慣習となっている。

if vim.b.did_ftplugin_php_after then
@@ -126,7 +126,7 @@ vim.b.did_ftplugin_php_after = true
             

実装する

- では実装していこう。今回私は次のようなロジックとした。以降、「今 Neovim で開いた PHP ファイル」のことを「対象ファイル」と呼ぶことにする。 + では実装していこう。今回私は次のようなロジックとした。以降、「今 Neovim で開いた PHP ファイル」のことを「対象ファイル」と呼ぶことにする。

    @@ -156,7 +156,7 @@ vim.b.did_ftplugin_php_after = true

    - 実装を簡単にするため、Composer を用いない場合や PSR 4 以外のオートロード規則を使う場合には対応しない。少々長くなるが、以下にスクリプト全文を載せる。 + 実装を簡単にするため、Composer を用いない場合や PSR 4 以外のオートロード規則を使う場合には対応しない。少々長くなるが、以下にスクリプト全文を載せる。

    if vim.b.did_ftplugin_php_after then
    @@ -277,7 +277,7 @@ vim.b.did_ftplugin_php_after = true
                 

    おわりに

    - 簡易的な実装だが、多くのケースではうまく動いているようだ。 最大の問題は PSR 4 に準拠しないフレームワークを用いているとまったく役に立たないことで、今まさに職場で困っている。 こちらはいずれ改良したい。 + 簡易的な実装だが、多くのケースではうまく動いているようだ。最大の問題は PSR 4 に準拠しないフレームワークを用いているとまったく役に立たないことで、今まさに職場で困っている。こちらはいずれ改良したい。

-- cgit v1.2.3-70-g09d2