From 13b159c6dd499b5c67a110e02780d9e741f0ecdb Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: nsfisis Date: Mon, 24 Feb 2025 06:27:07 +0900 Subject: feat(blog/nuldoc): do not insert whitespace to linebreaks between Japanese sentences --- .../pipefail-option-in-gitlab-ci-cd/index.html | 32 +++++++++++----------- 1 file changed, 16 insertions(+), 16 deletions(-) (limited to 'vhosts/blog/public/posts/2024-04-21/pipefail-option-in-gitlab-ci-cd') diff --git a/vhosts/blog/public/posts/2024-04-21/pipefail-option-in-gitlab-ci-cd/index.html b/vhosts/blog/public/posts/2024-04-21/pipefail-option-in-gitlab-ci-cd/index.html index 6d21b1d2..bf281982 100644 --- a/vhosts/blog/public/posts/2024-04-21/pipefail-option-in-gitlab-ci-cd/index.html +++ b/vhosts/blog/public/posts/2024-04-21/pipefail-option-in-gitlab-ci-cd/index.html @@ -69,12 +69,12 @@ NOTE
- この記事は、2022-11-17 にデジタルサーカス株式会社 の社内 Qiita Team に公開された記事をベースに、加筆修正して一般公開したものです。 + この記事は、2022-11-17 にデジタルサーカス株式会社 の社内 Qiita Team に公開された記事をベースに、加筆修正して一般公開したものです。

- ハマったのでメモ。 + ハマったのでメモ。

@@ -82,7 +82,7 @@

GitLab CI/CD について

- GitLab CI/CD では、Docker executor を用いて任意の Docker image 上でスクリプトを走らせることができる。 + GitLab CI/CD では、Docker executor を用いて任意の Docker image 上でスクリプトを走らせることができる。

@@ -99,11 +99,11 @@ when: always

- ここで、script に指定したコマンドが失敗する (exit status が 0 以外になる) と、即座に実行が停止され、ジョブは失敗する。 + ここで、script に指定したコマンドが失敗する (exit status が 0 以外になる) と、即座に実行が停止され、ジョブは失敗する。

- では、次のようなケースだとどうなるか。 + では、次のようなケースだとどうなるか。

hello-world:
@@ -116,14 +116,14 @@
   when: always

- 失敗するコマンドをパイプに接続した。通常 Bash では、パイプの最後のコマンドの exit code が全体の exit code になる。 + 失敗するコマンドをパイプに接続した。通常 Bash では、パイプの最後のコマンドの exit code が全体の exit code になる。

pipefail オプションについて

- 前述したようなケースにおいて、途中で失敗したときに全体を失敗させるには、pipefail オプションを有効にする。 + 前述したようなケースにおいて、途中で失敗したときに全体を失敗させるには、pipefail オプションを有効にする。

# On にする
@@ -132,7 +132,7 @@
 set +o pipefail

- こうすると、パイプ全体が失敗するようになる。 この設定は、デフォルトだと off になっている。 + こうすると、パイプ全体が失敗するようになる。この設定は、デフォルトだと off になっている。

@@ -140,7 +140,7 @@

発生した問題

- 次のような GitLab CI/CD ジョブが失敗してしまった。 + 次のような GitLab CI/CD ジョブが失敗してしまった。

hoge:
@@ -153,11 +153,11 @@
   when: always

- grep コマンドは、パターンにマッチする行が一行もなかったとき、exit code 1 を返す。よって、pipefail が on になっていると、このジョブは失敗する。 現在の pipefail がどうなっているか確かめるため set +o で全オプションを出力させたところ、pipefail が on になっていた。 + grep コマンドは、パターンにマッチする行が一行もなかったとき、exit code 1 を返す。よって、pipefail が on になっていると、このジョブは失敗する。現在の pipefail がどうなっているか確かめるため set +o で全オプションを出力させたところ、pipefail が on になっていた。

- しかし、先述したように Bash における pipefail のデフォルト値は off のはずだ。 実際に、ローカルで alpine:latest を動かしてみたところ、 + しかし、先述したように Bash における pipefail のデフォルト値は off のはずだ。実際に、ローカルで alpine:latest を動かしてみたところ、

$ docker run --rm alpine:latest sh -c "set +o"
@@ -176,18 +176,18 @@ set +o vi
 set +o pipefail

- 確かに pipefail は無効になっている。 + 確かに pipefail は無効になっている。

- なぜスクリプト内で set -o pipefail しているわけでもないのに pipefail が on になっているのか。 + なぜスクリプト内で set -o pipefail しているわけでもないのに pipefail が on になっているのか。

どこで pipefail が on になるか

- .gitlab-ci.yml で明示的には書いていないので、GitLab Runner (GitLab CI/CD のスクリプトを実行するプログラム) が勝手に追加しているに違いない。 そう仮説を立てて GitLab Runner のリポジトリ を調査したところ、ソースコード中の以下の箇所set -o pipefail していることが判明した (コメントは筆者による)。 + .gitlab-ci.yml で明示的には書いていないので、GitLab Runner (GitLab CI/CD のスクリプトを実行するプログラム) が勝手に追加しているに違いない。そう仮説を立てて GitLab Runner のリポジトリ を調査したところ、ソースコード中の以下の箇所set -o pipefail していることが判明した (コメントは筆者による)。

// pipefail オプションが存在しない環境にも対応するため、
@@ -198,7 +198,7 @@ buf.WriteString("if set -o | grep pipefail > /
           

どのように解決するか

- 通常の Bash スクリプトを書く場合と同様に、pipefail が on になっていては困る場所だけ off にしてやればよい。 + 通常の Bash スクリプトを書く場合と同様に、pipefail が on になっていては困る場所だけ off にしてやればよい。

 hoge:
@@ -216,7 +216,7 @@ buf.WriteString("if set -o | grep pipefail > /
           

備考

- なお、上述した実装ファイルは shells/bash.go だが、alpine:latest の例でもそうであったように、シェルが sh である場合にも適用される。 + なお、上述した実装ファイルは shells/bash.go だが、alpine:latest の例でもそうであったように、シェルが sh である場合にも適用される。

-- cgit v1.2.3-70-g09d2